配偶者同行休業制度とは?
Bon soir!
4月の渡仏に向けて、今週からお仕事をお休みしています。
3月中は有給休暇、4月からは配偶者同行休業を取得します。
今回は、この「配偶者同行休業」について紹介します。
配偶者同行休業制度とは?
配偶者の海外転勤に同行するための休職を認める制度です。
配偶者転勤休業制度とも言います。
3年ほど前に国家公務員・地方公務員・民間企業の一部に新設された制度で、休業後はすぐに職場復帰することができます。
細かいところは各職場団体の就業規則等で決められているようですが、共通しているのは…
- 休業中は無給、勤続年数には含まれない
- 業務に支障がなければ、休業の延長を申請できる
- 休業終了後は、継続して勤務することが必要である
(休業→自己退職はできない) - 休業中に妊娠した場合は、産休・育休に切り替えができる
ということです。
私の職場での場合
更に、私の所属する職場では、「配偶者同行休業」に関して次のように決められていました。
休業に関する取り決め事項
- 休業期間は最大3年、期間延長は1回まで可
- 休業中に、離婚・別居があった場合や、配偶者が海外勤務を継続できない状態になった(病気、死亡)場合は、休業承認が取り消しされる
- 休業明けの復職後は、およそ5年の在籍と継続して勤務する意思が求められる
- 休業の開始は、原則4月1日(定期異動の時期)とする
- 休業中も社会保険料の支払いが必要
(身分を有した状態での休業のため、共済組合員として保険料を負担しなければならない) - いわゆるボーナスの支給はなし
最後に
この制度があることで、私は家庭と仕事のどちらも諦めることなく維持することができました。
職場において、私が最初の申請希望者であり勇気も必要でしたが、
休業申請にあたり上司や事務担当者の方々がご尽力くださったこと、職場の仲間たちに応援していただいたことに感謝し、有意義な半年間を過ごしたいと思います。
長くなってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。