夏のヴェルサイユ宮殿混雑具合を検証した話
日本は猛暑が続いて、熱中症の報道を多く目にします。
フランスのおうちはクーラーがついていないので、日本より気温は低いとはいえツライ夏です。
昔のフランスはクーラーなしでも大丈夫だったんだろうなと思うと、地球温暖化の影響を肌で感じる日々であります。
さて、今回はフランスの観光名所の中でも混雑することで知られる“ヴェルサイユ宮殿”について述べます。
ヴェルサイユ宮殿に入場するまで
宮殿の中に入るまでには、2回のセキュリティチェックを含むいくつかのステップがあります。
- 手荷物検査(1回目・目視での確認)
- 入場チケット購入
- 個人客用A入口から入場
- 手荷物検査(2回目・X線での確認)
パリでお得に観光できるチケットである「ミュージアムパス」を持ってる方は、“2”のチケット購入のために並ばなくてよいのです。
しかしながら、ヴェルサイユ宮殿の問題点は、ミュージアムパスの専用列がないことです。つまり、他の観光名所と違って、ミュージアムパスの”優先入場“の恩恵が受けられないのです。。
なので、”3“のA入口に入るまでのながーーい行列に並ばなければなりません。(しかも炎天下の屋外で…)
今回は、
「7月下旬の平日4日間では待機列がどのくらい出来てるのか」
観察検証してきました。
(私本人が入場したのは水曜日だけです。実際に入るまでにかかる時間を並んで検証した訳ではないのでご了承ください。ちなみに、土日はおそらく混んでるだろうと思い、最初から検証対象外にしました💦)
検証結果
月曜日
ヴェルサイユ宮殿休館日
火曜日(天気☀️・気温26度)
<噴水ショーがある日>
↓11時頃の第1手荷物検査場の様子
銅像の所まで、人がいっぱい
手荷物検査担当者は4名
↓11時頃のA入口待機列の様子
9.5列・およそ1100名程
水曜日(天気☀️・気温28度)
↓11時頃の第1手荷物検査場の様子
わずかな列(20名くらい)
手荷物検査担当者は4名
↓11時頃のA入口待機列の様子
6列・およそ720名程
木曜日(天気☀️・気温33度)
↓12時半頃の第1手荷物検査場の様子
わずかな列(20名待ちくらい)
手荷物検査担当者は2名
↓12時半頃のA入口待機列の様子
4列・およそ480名程
金曜日(天気☀️・気温33度)
↓12時半頃の第1手荷物検査場の様子
待ちなし
手荷物検査担当者は2名
↓12時半頃のA入口待機列の様子
2列・200名未満な印象
個人的見解
- 火曜日はすこぶる混んでいる
→前日が休館日であること、火曜日は庭園で噴水ショーが2回開催される日であることが関係してるのでは…と思います。
- 午後の方が空いている
→木曜・金曜は午後の早い時間に行ったが、混雑は少し緩和している印象を受けました。水曜日の帰り際(13時台)は2列しか並んでいませんでした。
- 金曜日は空いている…のか??
→今回だけたまたま空いていたと予想されます。
この金曜日は、この夏1番の暑さ(最高気温36度😱)でした。さらに、電車RER C線がアクシデントで14時まで休止していました。これらの環境要因によって、来る人が少なかったのでは…と思っています。
まぁ、金曜日は他の曜日より空いている可能性も否定はできませんが(~_~;)
また夏前ではありますが、過去3回の経験を記載しておきます。
4/26(木) 午前 やや混み
6/6(水) 午後 待ちなし
6/16(土) 15:30 待ちなし
→この土曜は噴水ショーを見るための訪問ですが、A入口から待ちなしですんなり入れてびっくり⁉️
(庭園内は混んでましたが…)
熱中症にも気をつけましょう
鉄道駅から宮殿までの道から少し離れたところにスーパーマーケットがあったり、スタバやファーストフード店もありますが…
飲料水は、駅の売店や自販機でなるべく事前に買っておくのをオススメします。
ヴェルサイユ宮殿内は本当に広いので、暑い中見てまわるとすぐに喉が渇きます。
ちなみに、宮殿入口の左右には、飲める水が無料で汲めるスポットがありました↓
夏の観光は、体調管理に気をつけないとですね。
読んでいただきありがとうございました。