La vie en couleur

フランスでの半年間を綴ります

VISA申請〜日本準備・後編〜

Bonjour!

 

本日は、VISA申請手続きのその後について綴ります。

 

VISA審査状況

VISAを申請した際、控えのチケットを渡されます。

 

在日フランス大使館のHP上で、そこに記載された番号と自分の誕生日を入力すると、

現在の進捗状況が分かります。

 

申請した際に、担当者の方から「10日程度でVISAが完了すると思います」と

伺ってましたが、本当に申請から10日目で「取りに来てください」と表示されました!

す、すごい…言ってたとおりじゃん…Σ(゚д゚lll) 

 

VISA受け取り

申請時と同じ大使館の建物ですが、受け取り窓口は別の場所にありました。

控えの紙を持って行き、受領のサインをするだけですぐにVISA付きのパスポートを

受け取ることができました!

 

この帰りに、再び外務省に行き、アポスティーユの申し込みをしてきました。

フランス現地で必要となる、戸籍謄本や婚姻届受理証明書を渡仏直前のタイミングで

取得しておいたのです。

(後日改めて記述しますが、どうやら婚姻届受理証明書はいらなかったらしい…💦)

 

という感じで、無事にVISAの取得が完了しました!

 

OFII提出用フォームは、電子データ化をオススメします

VISAのシールを貼られたパスポートと一緒に、OFII提出用フォームの用紙も返却されます。

見てみると、VISA申請時に自分で記入した欄の下に、大使館のハンコが捺印されています。

 

もし、フランス滞在先の住所等が現時点で分かっていれば、フォームの下半分を記入してから、日本国内にいるうちにスキャンして電子データ化するのをオススメします。

フランスにモバイルプリンターやモバイルスキャナーを持っていく場合でも、

現地に着くとやることいっぱいで、スキャンどころではありません(笑)

万が一、原本が紛失された場合でも控えのデーターがあれば、安心です。。

 

なお、OFII提出用フォームの下半分には、以下のことを記入します。

  • 現地滞在住所
  • 携帯電話番号
  • メールアドレス
  • コミュニケーション可能な言語の種類
  • 取得したVISAの番号と期間
  • フランス入国予定日

 

記入例は、大使館HPに日本語注釈のものがありますので、そちらをご参照ください。

ちなみに、メールアドレスはクセのないキレイな字で記入しましょう(笑)

なぜなら…OFIIへの召喚はメールで通達されたからです!

 

どなたかのお役に立てれば幸いです。

読んでいただき、ありがとうございます。

 

VISA申請〜日本準備・前編〜

Bonjour

 

かなり久々のblog更新です。

3月後半から渡仏準備で忙しかったですが、現在無事にフランスで生活できています(^^)

忘れないうちに、渡仏までにやったことをまとめたいと思います。

今日は、VISAの申請についてです。

 

VISAの種類

在日フランス大使館のHPでは、様々なVISA資格についての情報が掲載されています。

 

私たち夫婦は、

[夫]フランス公認機関(研究所)に研究の目的で1年滞在予定。

[私]その同行家族として同時期に渡仏し、半年滞在予定。

という立場でしたので、長期ビザのうち、“研究者ビザ”&“研究者の同行家族ビザ”で申請かな…

 

と思っていたところでしたが、違いました💦

受け入れ先の担当者から、“パスポート・タラン・ビザ(Passport Talent VISA)を取るように言われました。

 

パスポート・タラン・ビザの申請

パスポート・タラン・ビザは、2016年11月から開始された比較的新しいVISA資格のようです。

職業カテゴリーごとにリンクが用意され、必要な書類について情報が掲載されていました。

 

ですが、なんと…

肝心の”研究者”カテゴリーにリンクが貼ってないっ!!

何度クリックしても、どうにもならないっ(笑)!!

 

ということで、大使館にメールで問い合わせしてみました。

翌日には返信があり、「研究者ビザと同じ申請書類でよいです」と教えていただきました。

 

申請書類

[夫;パスポート・タラン・ビザ(研究者)]

・申請書類チェックリスト(

・長期ビザ申請書/英語書式版(

・パスポート/原本&コピー

・コンバンション・ダキュイ(受け入れ協定書)

・OFII提出用フォーム(

[妻;同行家族ビザ]

・申請書チェックリスト(

・長期ビザ申請書/英語書式版(

・パスポート/原本&コピー

・アポスティーユ付き戸籍謄本

・アポスティーユ付き戸籍謄本の法定翻訳書

・OFII提出用フォーム(

 

印の項目は、大使館のHPでダウンロードして記入する書類です。

記入の仕方は、大使館のHPに日本語注釈のものがありますので、参考にすると良いです。

 

注意すべき点は、長期ビザ申請書に貼る写真は、白背景のものです。

街中の証明写真機のデフォルトは青背景が多いと思うので、必ず白背景に設定して撮影しましょう。

 

戸籍謄本について

①役所で戸籍謄本取得→②外務省でアポスティーユ取得→③法定翻訳業者にフランス語翻訳依頼

の順番で行いました。

私は、大使館掲載の法定翻訳業者リストの中から、”フランセスパス“さんに依頼しました。

法定翻訳 フランセスパス [渋谷、恵比寿のフランス語 会話/留学/翻訳]

 

まず依頼の電話をし、その後でメールにて戸籍謄本データなどを送りました。

スムーズかつ親切なご対応いただき、とても良かったです。

戸籍謄本(記載2名)1通の翻訳で、たしか4120円(送料込)でした。

 

実際にVISAを申請してみて…

私たちが苦労したことと言えば、

・コンバンション・ダキュイがいつまでも送られてこなかった

・上記事情に伴い、大使館でのビザ申請予約日を変更しなければならなかった

の2点に尽きます。。

私たちが大使館の予約を取った3月頃は繁忙期のようで、予約を取るのが大変でした。

ただ、ちょくちょく予約システムサイトをチェックすると、突然空きが出てることもあるので諦めないのも大事なようです(´-ι_-`) 

 

大使館訪問当日、

夫は11:00の予約で、私は11:30の予約でしたが、夫の申請手続き中に私も呼ばれ、一緒に手続きを進めてくれました。

担当して下さった方はフランス人の方でしたが、日本語で優しくご対応いただきました。

その後の写真撮影・指紋採取・ビザ申請料の支払いもスムーズに進み、1時間かからずに終了しました。

申請するまでが大変だったのに、あっと言う間…な感じでした( ´_ゝ` )=з

 

本日はここまで。

長くなりましたが、読んでいただきありがとうございます。

 

配偶者同行休業制度とは?

Bon soir!

 

4月の渡仏に向けて、今週からお仕事をお休みしています。

3月中は有給休暇、4月からは配偶者同行休業を取得します。

今回は、この「配偶者同行休業」について紹介します。

 

配偶者同行休業制度とは?

配偶者の海外転勤に同行するための休職を認める制度です。

配偶者転勤休業制度とも言います。

 

「配偶者転勤休業制度」とは? - 『日本の人事部』

3年ほど前に国家公務員・地方公務員・民間企業の一部に新設された制度で、休業後はすぐに職場復帰することができます。

 

細かいところは各職場団体の就業規則等で決められているようですが、共通しているのは…

  • 休業中は無給、勤続年数には含まれない
  • 業務に支障がなければ、休業の延長を申請できる
  • 休業終了後は、継続して勤務することが必要である
    (休業→自己退職はできない)
  • 休業中に妊娠した場合は、産休・育休に切り替えができる

ということです。

 

私の職場での場合

更に、私の所属する職場では、「配偶者同行休業」に関して次のように決められていました。

 

休業に関する取り決め事項
  • 休業期間は最大3年、期間延長は1回まで可
  • 休業中に、離婚・別居があった場合や、配偶者が海外勤務を継続できない状態になった(病気、死亡)場合は、休業承認が取り消しされる
  • 休業明けの復職後は、およそ5年の在籍と継続して勤務する意思が求められる
  • 休業の開始は、原則4月1日(定期異動の時期)とする
  • 休業中も社会保険料の支払いが必要
    (身分を有した状態での休業のため、共済組合員として保険料を負担しなければならない)
  • いわゆるボーナスの支給はなし

 

最後に

この制度があることで、私は家庭と仕事のどちらも諦めることなく維持することができました。

職場において、私が最初の申請希望者であり勇気も必要でしたが、

休業申請にあたり上司や事務担当者の方々がご尽力くださったこと、職場の仲間たちに応援していただいたことに感謝し、有意義な半年間を過ごしたいと思います。

 

長くなってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。

 

キッカケ

Bon soir!

 

今週もまた始まりました💦

ブログの方もまだ慣れませんが、頑張っていきますー

 

さて今日は、そもそもブログを始めようと思った理由について

お話ししたいと思います。

 

 

事のはじまりは、夫の渡仏が急に決まったこと。

夫は研究員の仕事をしていますが、

「フランスの研究機関に行って、とある先生に師事したい!」と相談を受けました。

そして、出来れば一緒に来て欲しいとも…

 

しかしながら、私も仕事をしている身です。

出来れば一緒にフランスに行きたい!

けど、仕事も辞めたくない!

何かいい方法はないものか…(´-ι_-`) 

 

 

…ありました!

 

それは、

「配偶者同行休業制度」!!

 

 

ネットでいっぱいいっぱい調べました…

フランスの現地のこと。

配偶者同行休業のこと。

フランスに行くためにすべきこと。

 

調べるたび、多くの方のブログからたくさんの情報を得ることができました!

なんとありがたかったことか!T^T

 

そして、思ったのです…

私もこれから経験することを綴って公開することで、

いつか誰かの役に立てたら…と(。>﹏<。) 

 

 

というわけで、このブログを始めることにしました。

次回は、「配偶者同行休業」について綴りたいと思います。

 

読んでいただきありがとうございました。

 

ブログ、はじめます

Enchantée !

 

このたび、ブログを始めることにしました“さぶ”と申します。

 

何事も長くは続かない性格の私ですが、

いい機会なのでブログで色々発信していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします(^^)